CASSHERN


CASSHERN
CASSHERN
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松竹 (2004/10/23)
売り上げランキング: 15
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 3.37
3 賛否両論、でももう一度見たい
4 賛否両論激しい作品ですが・・・
5 十分満足できる作品

DVD出たんですね。PV感覚でつけっぱなしにしておくために買ってもいいかも、とうっすら思ったり。
劇場に見に行ったときJUGEMに書いた記事をはっつけておきます。
ネタバレ混在してますのでご注意を。

公式Webページのアートボードがすごくかっこいいので公開前から気になっていて、予備知識や評価はあえてほとんど入れないまま行ってきました。
アニメもカラオケで主題歌を聴いたことがある程度。大体1973年て、生まれてないし(笑)。
未見で気になる方はAPPLEサイトにあるMovieTrailersのQuickTime予告がすごくきれいですのでお勧め。

役者さんは最近の若手俳優さんや人気俳優さんがいっぱいですね。
監督も新鋭。主題歌は宇多田ヒカル奥様。激しくキャッチー。
新しい世代が元気に頑張っているのはいいなー。
昔憧れていたあの作品を自分が!という気概もあるのじゃないかな。
作品全体が熱意に溢れていました。
鉄腕アトムに憧れた少年が、研究者になって二足歩行ロボットを作ったりするのになんとなく似ている。
とてもおもしろいと思います。

そうそう、反戦がテーマになっていて世情を反映していて興味深い、とおっしゃっている方を時々見かけるのですが、言われて気がついたくらい意識していませんでした。
反戦は反戦でも、戦うな、というメッセージより、許し合え、の意味の方が密度が濃いですね。
作中でも、人は生きているだけで汚い、と言っていたような気がするし(うろ覚え)。
罪は罪として、まず他の誰でもないお前自身が憎まずに許せと。
確かに、反戦メッセージと言ってもいいのかも。もっとマクロな意味もあるんでしょうけれど。

自分にとって本当のメッセージは見た人それぞれが受け取るから、いろんな意見があって、他の方の書いた感想はおもしろいです。

さて、細かい内容についてはここから後に。


いきなりですが、冒頭、納谷悟朗さんのナレーションが!!笑。
ちょっとときめき。まあ、オタクですから……。
画面の作りもアニメじゃない、だけどただの実写では終わらないといったふうに仕上がっていて、原作アニメへの敬意を感じます。

このことに限らずこの作品、全体的に演出はとてもきめ細やか。監督のお人柄かもしれません。
内藤役の及川さんや、バラシン役の要さんもネットのインタビューで、とても丁寧、一見神経質だけれどこだわりが深い等の印象をお話されています。

それをふまえるとあの映像も頷けます。ものすごく作り込まれた映像で、ある意味どこにも抜きがない。
一コマを絵的に観ても耐えうるほど繊細に捉えて、寸分の隙もないような構成――簡単に言うなれば、141分のミュージッククリップ映像(笑)
すごく美しいんですけど、観るのに相当体力がいります。動体視力を駆使して、脳がフル稼働。
おかげさまでテロップが出てきて歌が流れるころには、魂が頭からはみ出して飽和してました。笑。
作品も長めだったから余計ですね。

キャラクターも饒舌。とにかく語ります。正義とは!<憎しみとは!!<愛とは!!!
た、たいへん、主要キャラクターがみんなで「青年の主張」を……!おちついて……!(笑)
好みとしてはもう少し控えめに、男は黙って背中で語って欲しかったような気もいたします。かなり直球、しかも剛速球。

最初はずっと黙っていたブライが、突然弁舌をぶったのにもホントにびっくりしました。
最後まで言葉を発しないというのもなかなかかっこいいかもなー、なんて勝手に思いながら観てたもんだから余計に。
インパクトは強かったですね。唐沢さんのあの気迫はものすごいかっこよかったなあ。
あれはあれでとても効果ありますし、アクボーンはホントに言葉を話さないキャラクターでうまくいってたと思います。
(新造人間たちのキャラは好きなので、ひとりひとりにスポットを当てる余裕がないのが残念です)

そういえば戦闘シーンも思ったより少なめですね。もっとゴリゴリとキャシャーンが戦う話かと思っていたけれど、キャシャーンになるまでが相当長いし(笑)

そのわりに最後でぽーんと突き放されるので、評価を見ていると「え?」となる方もけっこう多いようです。
かくいう私も
「俺とルナの間に生まれた子供、名前は希望」
って言われたときに一瞬だけ、子供?いつの間に!?と、頭の中を走馬燈のようにドラクエ5が駆けめぐり……(また古い話題を……)。
それまで超弩級に親切な心情の語りが入っていたこともあって、スクリーンをあてにして観ていたようです。(←しかも長かったから、どこが終盤にするつもりかよくわからず、締めに入っていることに気づかなかったモヨウ)

細かいことを言い出すともっといろいろありますが、整合性がどうとかよりも、むしろ感覚を使って観る映画だったのかなという気がします。
もうちょっとバランスよかったらなーとも思いますがそこはそれ、監督の情熱とポテンシャルは伝わってきますので、今後に期待。がんばっていただきたいです。

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